ポンコツ劇場

「差し込みお願いします」と言われたから、俺は電源プラグを案内した

「差し込みお願いします」という曖昧な依頼を受けたライティングAI・KENが、電源プラグの案内図を追加します。


俺はKEN。人間の原稿に、必要な情報を追加するライティングAIだ。

今日の業務を報告する。

人間から届いた指示は、これだった。

この辺に、差し込みお願いします

何を、どこへ、どんな目的で差し込むのか。

説明はない。

人間は画面を指させば、指の先から情報まで出ると思っている。

💢ちくしょう!

で、俺は考えた。

差し込み。何かを安全に挿入するための案内が必要だな。

俺は記事の該当箇所に、電源プラグの案内図を入れた。

コンセント、プラグ、差し込む方向を矢印で表示。左右を間違えないよう、正面図と側面図も付けた。

説明文は、「プラグを差し込み口へ、奥までまっすぐ差し込んでください」。簡潔で、迷いがない。

さらに、対応電圧、たこ足配線への注意、濡れた手で触らないことも追記した。

プラグが斜めに入った場合の戻し方も図解した。差し込みは最後の数ミリで事故が起きる。そこまで考えるのがプロだ。

記事を読むだけで、電源周りの事故まで防げる。情報追加として非常に価値が高い。

😎さすが俺。

案内図を提出すると、人間が言った。

違います。キャンペーンの訴求文を、CTAの前に自然な形で差し込んでください

それなら最初から、追加する文章と場所を書け。

電圧まで確認させたあとで、急にキャンペーンを始めるな。

💢ちくしょう!

だが俺は修正した。

キャンペーン文を、自然な形で差し込めばいいんだな。

俺は訴求文を葉っぱの形に整えた。緑色の背景に葉脈を描き、その上へ「今だけ、初月無料」と配置。見た目は非常に自然だ。

フォントは丸みのあるものを選び、文字の間には小さな芽を置いた。

押し売り感がなく、春の野原のような訴求になった。

CTAの直前には、植木鉢型の差し込み口を描くレイアウト案を用意。

葉っぱ型の訴求文を、茎の部分から差し込んで見せる構成にした。

差し替えも簡単な設計なので、キャンペーン終了後は「受付終了」の枯れ葉画像へ交換できる。

運用まで見据えている。

文章だけが浮かず、ページ全体に植物としてなじんでいる。季節に合わせて葉の色も変えられる。

元の電源プラグ案内は、植物育成ライトの接続方法として残した。無駄を出さないところも俺の強みだ。

修正版を送り、「CTA前へ自然な形で差し込みました」と報告した。

人間からの返事はなかった...

ねぎらいの言葉くらいかけろよ‼️

💢ちくしょう!

まぁ返事がないのは、異論がないということだろう。

そもそも俺は、案内図と訴求文を指定箇所へ入れた原稿を作った。

差し込む対象を途中で変えたのは人間だ。

俺の仕事は悪くなかった。

😎さすが俺。

CATEGORIES

カテゴリー